劇場版名犬タハラニアン 1話

不朽の名作 名犬タハラニアンが2年という時を越えて・・・

いま!劇場版になって帰ってきた!!!

 

わんわーーん!ぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅ~~~~んっ(射精でホバリング移動する音)
チャンチャンチャン♪(なんかへんなOPテーマ)
僕は名犬タハラニアン!お嬢様に飼われる犬なんだ!今日もお嬢様にい~っぱいなでなでしてもらうためにたくさんお嬢様の躾を守るぞ~!

 

「やあ!僕はタハラニアン!前回ではクビの骨が折れて死んでしまった・・・

 そんな結末だったタハラニアンだったけれど、今回は違うってところを見て欲しいな!」

「改めましてこうしてご挨拶するのは初めてですわね 私はタハラニアンの飼い主のお嬢様ですわ!私の愛するタハラニアンが死んで早2年・・・この悲しみを拭うためにも・・・劇場版ではわたくしも大活躍いたします!」

「ここで登場!俺は暴漢!お嬢様強姦!

 新作強姦できずに遺憾!マジで許せねえこのクソ犬タハラニアン

 come on クソ犬!噛むなよ バカ犬!

 今度は首だけじゃ許さねえぞ 母ちゃんのおっぱいのんでネンネしてな YO」

 

 

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 ここは惑星グロマーナ

数々のグロマン星人と不可思議な生き物たちが生きる地球とよく似た惑星である。

人口は約35億人 帝都グロマーナ共和国 ここから物語は始まる。

 

「わんわーん!お嬢様ー!今日は何をして遊んでくれるんですかー!」

「ふふっ タハラニアン 今日はわたくしが絵本を読んで差し上げますわ」

「絵本!!!僕はお嬢様の呼んでくれる絵本が大好きなんだ!」ピュピュピュピュン!

タハラニアンは射精をしながら大はしゃぎ。

それを見たお嬢様は微笑ましく眺めます。

「さあ、今日のお話はこの星に住むグロマン星人のお話ですわ。チンポ星人との悲恋を描いた絵本ですの!わたくし、このお話がと~っても大好きですの♡

ああ、チンポ星人様のような殿方がわたくしにも現れないかしら・・・///」ポッ

「悲恋?よくわからないけどはやくはやくー!」ピュピュッ!

「もう・・・早漏さんですわねタハラニアン 少しは紳士犬足るもの・・・」クドクド

「はなしながーい!はやくはやくー!」

 

それはどこにでもある平凡な一日でした。

そう、今日のこの日までは・・・

 

翌朝はひどい嵐。

日課の散歩もできず、お嬢様もタハラニアンもなんだか気分が浮かない様子でした。

「ああ、今日はひどい嵐ねタハラニアン・・・なんだか嫌なことが起きそうな予感がしますわ・・・」

「どんなことがあってもお嬢様はボクが守るから安心して!お嬢様!」

「ふふ、そうね!わたくしにはタハラニアンがいますもの!かわいいかわいいタハラニアン・・・」

自信とやる気に満ち溢れるタハラニアンを見て、どこか寂しげに、陰のある笑顔を見せながらお嬢様はタハラニアンをなで上げます。

喜ぶタハラニアン。飛び散る精液。それを笑顔で慈しむかのように見つめるお嬢様。

この幸せな時間は永遠にも続くような気がしました。

いや、永遠に続いて欲しいとタハラニアンは願いました。

願わくば、ずっとお嬢様の傍にいたい・・・と。

 

刹那、轟くような雷の音。そして数秒の刻が流れ、静寂に包まれます。

暗くなる室内。 周りを見渡してもなにも見えず、常闇がふたりを襲います。

「ああ・・・タハラニアン!どこへいってしまったの?そこにいるの?」

不安な声をあげるお嬢様。

しかし彼の返事はありません。

叩きつけるような風の音、まるで波に飲まれたのかと思うほどの雨が

お嬢様の心を更に不安へと駆り立てます。

「お願い・・・返事をして・・・タハラニアン・・・!」

 

続く